- 2013.09.20
- 著作権の豆知識
入試問題に出典されることの多い出版社
弊社では入試過去問題(英語)の著作権利用許諾を日々お受けしておりますので、入試問題に出典されることの多い出版社への申請が必然的に多くなっています。
最近お受けした1,000件の申請先を見ると、上位20社(グループ会社含む)で全体の53%を占めています。
特に最近合併したPenguin Random Houseのグループは15.4%と、2位のOxford University Pressの4.8%を圧倒的に引き離しての1位です。
ちなみに3位はThe New York Timesの3.8%、4位はHarper Collinsグループの3.4%でした。
その他上位の顔ぶれは、Time、Scientific American、The Guardian、Newsweek、The Economist、The New Yorker、National Geographicなどです。
出題傾向としては、1位、2位の出版社グループが出版している英語学習本からの出典が多いように感じます。
各大学の試験問題作成者もこういった本からの出題のほうが、既に問題になっているので作成が楽なんでしょうね。
この1、2位の出版社グループの出版している英語教材を徹底してやっておけば、約20%くらいの確率で出題される可能性があるわけですから、「オリジナル教材」を謳っている学習塾のテキストをやるより受験対策になりそうです。