- 2013.12.13
- 著作権の豆知識
NPO法人全国語学教育学会 The Japan Association For Language Teaching(JALT)
JALTは日本国内で言語教育に携わっている方々の言語教育問題を共有化、研究する組織です。
この組織のサイトに、弊社に関わりのある大学入試での著作権についての苦言が2005年より毎年のようになされています。
この苦言の中に、大学など教育機関が入試問題で著作物を勝手に使う行為を日本の著作権法で認めているが、入学試験の実施で多額の収入を得ることは著作物を営利目的に利用していることに他ならないので、著作権法36条第2項の「営利目的利用は補償金を著作権者へ支払わなくてはならない」に該当する。しかし実際は無断使用をしている。など厳しい指摘をしています。
Entrance exams breaking copyright law? Academically unethical? (October 2005)
Copyright issues concerning Japan’s university entrance exams(August 2009)
Addressing copyright concerns regarding Japanese university entrance exams(July 2011)
2013年の現在、ようやく大学も著作者の権利侵害を意識し始めたようです。